クォン・サンウは13日、所属事務所を通じて「簡単にはいかなかったが、パク・テシン役に入り込もうと最善を尽くした。パク・テシンという新しいキャラクターと出会い、楽しく仕事ができたことに感謝している」と伝えた。
続けて、「天才医師であるパク・テシンは、これまで僕が演じてきたキャラクターとは全く違っていた。ドラマに入り込もうとたくさん悩んだし、努力した。メディカルドラマという新しい分野に挑戦できたこと自体が素晴らしい経験だった」と話した。
また、「大変だっただろうと思われる共演者たちやスタッフの方々には心から感謝している。最後まで応援してくださった視聴者の皆様にもお礼申し上げます」と付け加えた。
クォン・サンウは「メディカルトップチーム」で頭脳明晰な外科及び胸部外科専門医であるパク・テシンを演じた。クォン・サンウは患者の前では温かくて人情があり、患者を重んじる医者だが、時には大胆な医術を披露する冷徹な天才医師となり、ドラマで強いインパクトを残して役に溶け込むことに成功したという評価を受けた。
今年初めに韓国で放送されたSBSドラマ「野王」で視聴率が30%に達する経験をしたクォン・サンウは、「メディカルトップチーム」の少し残念な視聴率にもかかわらず、パク・テシンが持つ魅力に愛情を持ち最後まで役に溶け込もうと奮闘した。また、「野王」では一人の女性のために全てを捧げる主人公ハリュと、頭脳明晰な双子の兄で弁護士のチャ・ジェウンの一人二役を完璧に演じきった。そのため、賛辞を受けた「野王」の弁護士役に続き、「メディカルトップチーム」の医者まで専門職を多彩な表現力と幅広い演技で自然に演じたと評判を得た。
12日に韓国で放送された「メディカルトップチーム」最終回は、クァンへ大学病院の最高の医者たちの協診システムであるメディカルトップチームが、解体の危機を乗り越え自力で運営されていく内容が描かれた。これまで、患者を生かすことよりも病院内の政治や勢力争いによって崩れていったメディカルトップチームは、解体の危機に瀕し初心を取り戻した。その過程できっかけとなったのは、医者としての役割を一時も忘れなかったパク・テシンの使命感であった。
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