「ドクター異邦人」が第4話まで放送された中、本格的に恋愛模様が動き始めた。
13日に韓国で放送されたSBS「ドクター異邦人」では、パク・フン(イ・ジョンソク)とオ・スヒョン(カン・ソラ)の妙な空気が感知され、恋愛模様の変化を予告した。
ドラマの始まりはパク・フンとソン・ジェヒ(チン・セヨン)の切ないラブストーリーで飾られた。パク・フンは北朝鮮で子どもの頃にソン・ジェヒに出会い、平壤(ピョンヤン)医科大学に一緒に通い、愛を育んだ。彼女にプロポーズまでしたが、彼女の家族が政治犯に追い込まれたためジェヒも収容所に連れて行かれ、5年後、研究所でパク・フンは彼の腎臓移植を成功させ、再び再会した。
しかし、ハンガリーで一緒に亡命を試みていたところ、周りの妨害でジェヒと再び別れなければならなかった。北朝鮮に来たパク・フンはどうにかしてお金を稼いで収容所に閉じ込められたジェヒを救い出そうとし、彼女をそこから出すお金を稼ぐためにミョンウ大学病院の医師として働くことになった。実は、これまでパク・フンの動きは初恋ジェヒへの純愛の一環として強調されていた。しかし、第4話から病院理事長の娘であるオ・スヒョンとの妙な空気が流れ始めた。
理事長の娘であるオ・スヒョンをやぶ医者とからかい、つつき合いをしていたパク・フンは、肺がん末期の生みの母を手術して欲しいとオ・スヒョンから頼まれた。スヒョンは母の手術をお願いするために優秀な医師である恋人ジェジュン(パク・ヘジン)に電話をかけたが、手術は絶対ダメだという理事長の警告を聞いた彼は恋人スヒョンの電話を無視した。スヒョンは脱北医師であるパク・フンに助けを求めた。パク・フンは手術をしたら二度と手術をさせないという理事長のプレッシャーにもかかわらず、オ・スヒョンと一緒に手術に取り組んだ。しかし、患者の状態は良くなく、結局死亡してしまった。
パク・フンの前で冷静に見えたオ・スヒョンは母の死に嗚咽し、崩れてしまった。「聞きたいことがある」と死んだ母の心臓を生かそうとする彼女の切実な姿は、パク・フンの心まで締め付けた。
妾の子という逼迫の中に生きなければならなかったスヒョンを突き放した母の姿を振り返り、スヒョンは「なぜそうしたの！」と嗚咽した。パク・フンの彼女の辛い心を慰めるために彼女を抱きしめ、スヒョンも彼の腕の中でこれまでこらえていた涙を流した。まだ憐憫ではあるが、パク・フンとスヒョンの間に妙な空気が流れ始めたのだ。さらに、優秀な医師であり野望家のジェジュンが二人のハグを目撃し、その場に凍りつく姿が放送の終わりを飾り、ジェジュンの嫉妬が続くことを予告した。さらに初恋のジェヒが医師に変身し、ミョンウ病院に来ている姿が描かれた。
パク・フンが初恋ジェヒへの純愛を続けていくのか、それとも印象的に近づいてきたもう一人の女性オ・スヒョンに心が揺れ、新たな恋愛模様を形成するのか、本格的に揺れ動き始めた恋愛模様にドラマファンの視線が集まっている。
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